健康にもよし!フードロスにもよし!≪旬≫をいただくということ。

温室栽培や輸入食品で季節を問わずあらゆる食材が楽しめる昨今。

でも健康の秘訣、実は《旬》にあり!

みなさんは、《旬》のもの、食べていますか?

《旬》は採れたてだから美味しい!

だけじゃない、そんなお話をご紹介したいと思います。

【本当の《旬》の良さとは?】

◎まずは医食同源を知ろう!

–医食同源(いしょくどうげん)—

ちょっと難しい話かな?

なんて思わないでください!(^^)!

これは「薬膳」の初歩。

私たちは、良い食べ物を毎日いただくことで健康でいられる。

どんな食べ物にも「いのち(生)」があり、そのエネルギーをいただいています。

食べるものと、薬になるものの源は同じ。

そんな古くからの教えが実は健康の秘訣なのです。

◎《旬》で季節に適応する

不思議なもので、旬の食べ物はその季節の理にかなっている食べ物だらけ!

そんなことを薬膳の知恵が教えてくれます。

夏に採れる食べ物(や南国の食べ物)は、体が汗をかきやすく熱を放出できるようにしてくれたり。

冬に採れる食べ物は、逆に体を温め寒さに耐えうるようにしてくれます。

《旬》を食べると、自然と体がその季節に適応できるよう準備をしてくれるのです!

◎《旬》の驚くべき力!

なんとなく分かるけど…。

トマトなんて、どの季節に食べても同じでしょ!

なんて思っていませんか?それが、違うんですよ\(^o^)/

厚生労働省でも、その違いを認めています。

トマトに含まれる「カロテン」を1年かけて調べたところ、夏と冬ではカロテンの含有量が倍近く違うことが分かりました!

《旬》てすごい!!

参考:厚生労働省 e-ヘルスネット
   「旬を取り入れた食生活」より

◎《旬》をチェックしよう!

・スーパー

ベタだけど、やっぱり近所のスーパーが身近で気軽。

値札に「採れたて!」なんて書いてあったりもします。

店員さんに聞いてみても◎

・直売所

直売所や農家さんが個人で営んでいる軒下販売。

生産者がより身近な販売所でチェックしてみよう。

・JA大百科

JAグループが運営しているサイト「とれたて大百科」があります。

まずは下調べに、ぜひ役立ててみては?

◎地産地消と身士不二

–身土不二(しんどふじ)–

最近では割と身近になった「地産地消」。

実は、これも薬膳的には理にかなったこと。

あなたの健康は、あなたが生まれ育った土地のものを食べるのが一番!

これが「身土不二」の考え。

その土地の風土で育ったものが、その土地で暮らす人に必要な栄養が備わっている。

そして、新鮮なうちに食べることが一番の栄養!

まさしく「地産地消」なのです。

◎《旬》で日本の生産者を元気に!

自分の暮らしている地域の名産品はなんだろう?

地元のブランド食材は?

そんなこと、考えたことありますか?

もちろん、野菜だけではなく肉、魚、果物にだって《旬》のもの、《その土地のもの》があります。

そして、身近な《旬》を積極的に食べれば、フードロスにも繋がるんです(^^)/

旬を食べて健康に!

旬を食べてフードロスに!