下茹でする?しない?ポイント6選

その野菜…下茹でする?しない?
下茹でのポイントってあるの?
茹でる目的やコツをしっかり知っておいしく野菜をいただこう!

【下茹での目的とは?】
▼煮えにくい野菜の下処理に

▼アクがある野菜のアク抜きに
▼色を鮮やかに出したいときに

食材によって下茹での方法が違ってくるので、覚えておけば料理が楽しく、より美味しくなる(^^)♪
下茹でのポイントを知ろう!

【ポイント① 葉野菜の下茹で】
葉物野菜は下茹でをすることで、アク抜きとなったり色を鮮やかにしてくれる!

沸騰したお湯に塩をひとつまみ。硬い部分から先に数秒から1分ほど茹で、次に葉や柔らかい部分を茹でると、ムラなく茹でることができる。
様子を見て2~3分茹でたら、冷水(流水)で冷まして変色を防ごう!
野菜によって、下茹で後の処理が違うよ。

【ポイント② 冷水で急冷する】
緑色の色素(クロロフィル)を含んだ葉野菜などの変色を防いだり、アク抜きや苦味抜きにもなる。

【ポイント①】の方法で茹でた野菜を冷水(氷水や流水)で急冷する。しっかり冷えたら水気をしっかり切ることも大切。
こんな野菜…ほうれん草、 小松菜、菜の花 、アスパラガス、春菊、ゴーヤ、その他、アクや苦味がある野菜、緑の葉野菜

【ポイント③ 粗熱を取ってザル上げ】
緑野菜でもアクが無いものは、彩りを保つために一旦冷ますと◎

【ポイント①】の方法で茹でた野菜を一度冷水に取り入れ、粗熱が取れたらしっかり水気を切る。
こんな野菜…さやいんげん、さやえんどう、そら豆、オクラ、その他、アクや苦味の無い野菜(※葉野菜以外)

【ポイント④ ザルに上げるだけ】
クロロフィルを含まない葉野菜や、水っぽくなりやすい野菜はザル上げが◎

【ポイント①】の方法で茹でた野菜をそのままザルに上げ、しっかりと水気を切る。余熱で火が通るため、少し硬めに茹でるのが◎
こんな野菜…白菜、キャベツ、ネギ、ブロッコリー、カリフラワー、枝豆、ニラ、もやし、ごぼう

【ポイント⑤ 根菜・山菜の下茹で】
根菜は水から茹でることで煮崩れを防いだり甘みを増すことができます。
食べやすい大きさにカットした根菜を水を入れた鍋に入れ、水が沸騰したら弱~中火にし竹串などが通るまで煮込む。
こんな野菜…かぼちゃ、人参、じゃがいも、大根、とうもろこし、さつま芋
※山菜はアク抜きのため、沸騰したお湯で茹で冷水で冷ますのがベスト。

【ポイント⑥ 番外編・こんにゃく】
こんにゃくは臭みがあるため、下茹でをすることで食べやすくなります!
沸騰したお湯で2~3分茹で、ザルにあげてしっかり水気を切ります。水気を切ることで、味が染み込みやすくなってGOOD!
生で保存するよりもおいしさを保てる下茹で(^^)!下茹での方法をしっかり身につけて、食品ロスも減らしていこう!