この缶詰、いつからあるっけ?
長持ちするし…防災用として…と、何かと買い溜めしやすい缶詰。
でもこの缶詰、いつ食べる?
結局は食べる機会が無いまま…そんな缶詰を美味しく食べて食品ロスを無くそう!
【缶詰を美味しく使い切ろう!】
①. 賞味期限が長い訳
②. 賞味期限が過ぎても
③. サバ味噌汁
④. 彩りポテサラ
⑤. 鮭とキノコのホイル蒸し
⑥. カニサンド
<スタートはナポレオン?>
皇帝ナポレオンが遠征の保存食として当初は瓶詰めを利用していたそう。
しかし瓶が重く割れやすいため、1810年に金属製容器に食品を入れる「缶詰」が誕生!
<作り方にヒミツがある!>
缶詰は中身の空気を抜いて密封してから、食品の腐敗の元となる微生物や細菌を加熱殺菌して作ります。
そのため、食品添加物を使わずに常温での長期保存が可能なのです。また、缶詰でも栄養素はそのままなのが嬉しい!
【②. 賞味期限が過ぎても】
いつの時代も「長期保存」に助けられ、その保存性に頼りすぎるがゆえに、いつの間にか賞味期限が過ぎてしまった!なんてことも。でも、大丈夫!!
賞味期限は「美味しく食べられる期間」。 賞味期限が多少過ぎても、大丈夫!
賞味期限はおおよそ2~3年の食品が多いので、定期的に缶詰を美味しく消費して、防災食品の見直しや缶詰の買い換えを!
【③. サバ味噌汁(簡単で栄養満点!)】
<材料>
・サバの水煮缶 1缶
・玉ねぎ 1/4個
・味噌 大さじ2~3
・水 400ml
・顆粒出汁 適量
<作り方>
①. お鍋に水と顆粒出汁を入れ、一煮立ちさせる。
②. 玉ねぎを千切りにし、サバの水煮缶と①に入れる。サバの身が大きい場合は少しほぐす。
③. 具材に火が通ったら火を一旦止め、味噌を溶き入れ、できあがり!味噌の風味が飛んでしまうので、味噌を入れた後は沸騰させないように注意しよう。
※サバ缶以外の具材は、なんでもOK! キノコ類を入れたり、ネギを添えるだけでも◎
【④. 彩りポテサラ(缶詰で彩りを!)】
<材料>
・グリーンピース水煮缶 適量
・じゃがいも 3個
・ツナ缶 1缶
・マヨネーズ 適量
・塩、コショウ 適量
<作り方>
①. じゃがいもは竹串が通ることを目安に茹で、温かいうちに皮を剥いてフォークなどでお好みの粗さにつぶす。
②. グリーンピースもフォークなどで粗めにつぶし①と混ぜる。
③. ②にツナ缶、マヨネーズ、塩、コショウを混ぜて完成!
※グリーンピースの緑色とじゃがいもが混ざって、見た目も色鮮やかなポテサラになります。具材はもちろんお好みでアレンジしてみて◎
【⑤. 鮭とキノコのホイル蒸し(秋にピッタリなレシピ!)】
<材料>
・マッシュルーム缶 適量
・鮭の切り身 2切れ
・玉ねぎ 1/2個
・バター 大さじ1
・料理酒 大さじ1
・醤油 適量
<作り方>
①. 大きめにカットしたアルミホイルにバターを少量塗り、スライスした玉ねぎを敷き、上に鮭を乗せる。
②. 鮭に料理酒をかけ、醤油を適量垂らす。
③. ②にマッシュルームを乗せ、アルミを閉じる。
④. ③をフライパンに置き、中火くらいで10分ほど加熱。
※とろけるチーズやコショウなどをトッピングしても◎ もちろん、鮭以外の魚でホイル蒸しをしてもOK!
【⑥. カニサンド(カニ缶を贅沢に!)】
<材料>
・カニ缶 1缶
・玉ねぎ 1/2個
・マヨネーズ 適量
・コショウ 適量
・食パン 4枚
・バター 適量
<作り方>
①. 玉ねぎをみじん切りにし、水にさらしておく。
②. カニ缶は水気を切り身をほぐす。
③. ②に水気を切った玉ねぎ、コショウ、マヨネーズを加え、よく混ぜてタネを作る。
④. 食パンにバターを塗り、③を挟めばでき上がり!
※玉ねぎの食感が良い!他、食感を楽しめる野菜(キュウリなど)で代用してもOK。