おいしさ長持ち!果物保存方法 梨編

鮮度が大事な果物。いつの間にか鮮度が落ちてしまい、しなしなになったり、変色してしまったり、傷んでしまったり…
果物を捨てずにおいしく最後までいただく為にも、そして食品ロスを減らす為にも、今一度知っておきたい保存方法についてご紹介します!

梨は追熟しないので、食べ頃に収穫されます。
収穫後は徐々に水分や甘みが失われていきます。甘みや水分をできるだけ保持しつつ美味しくいただきたいですね!

【冷蔵保存(10日)】
梨は乾燥が大敵!
① 洗わずにキッチンペーパーまたは新聞紙に包む。
② ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存。
▼美味しく保存するポイント!
→ ヘタ(軸の部分)を下にして保存する。
→ キッチンペーパー(または新聞紙)が濡れていないかチェック!濡れていたら取り替えましょう。

【冷凍保存(1ヶ月)】
半解凍で爽快シャーベットに!
① 梨をカットし、塩水または砂糖水に浸す。
※浸すことで色止めの効果があります。
② ラップに包み、保存袋に入れ密閉する。
③ 冷蔵庫の冷凍室で保存する。

【コンポート(3週間)】
そのまま食べたり、焼き菓子やゼリーに入れても♪

① 梨をカットする。
② 材料を鍋に入れ沸騰させる。
③ 弱火でコトコト水分がなくなるまで煮る。
④ 冷めた後、容器に入れ冷蔵室で保存。
<材料>
・梨 1個
・水 100cc
・砂糖 大2
・レモン汁 小1

【美味しくいただくコツ】
▼保存するときはヘタが下!
その理由は…
① 水分を保持するため。
※ヘタ(軸がある方)から水分が抜けていきます。
② 全体に甘みを広げるため。
※お尻の方が糖度が高いので逆さまにすること によって全体に甘みが広がります!

【洋梨の保存方法】
洋梨(ラフランス)は、収穫後も追熟します。食べ頃(完熟)は、ヘタの周りにシワができ、柔らかくなり、全体的に黄色味を帯びてきた時です。完熟後は梨(和梨)と同じ方法で保存しましょう。

【保存方法まとめ】
■冷蔵保存(10日)
キッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存。
■冷凍保存(1ヶ月)
カット後、塩水または砂糖水につけ、ラップで包み 保存袋に入れて冷凍室で保存。
■コンポート(3週間)
カット後、水、砂糖、レモン汁と一緒に鍋で煮込む。 冷めた後、容器に入れて冷蔵室で保存。

鮮度をキープして、美味しく残さずいただきましょう(^^)/