薬膳て、なんか難しそう…
なんて思っていませんか? 実は、日々の食事が薬膳なんです!
ん?どういうこと?
はい、薬膳の基本は季節やその日の体調に合わせ美味しくいただく食事だからです。
せっかくならもう少し「薬膳」を意識した食事をしてみませんか?
【基本の五行】
東洋医学の世界では、陰陽五行の考え方が基本中でも五行は薬膳のベース!
『5つの要素がお互いを助け合ったり打ち消しあったりしてバランスを保っている』と考え、その5つの要素を分かりやすく季節や食べ物の色に当てはめて 1年を健やかに過ごすために役立てています。
難しいことはさておいて…冬の食材は黒!
他の季節や味付けのコツは、下の画を参考に↓↓↓
冬でも黒以外の食材をバランスよく食べよう!
【(炊飯器で簡単!)洋風ひじきご飯】
<材料>
・乾燥ひじき 大さじ5
・ベーコン 80g
・バター、コショウ 適量
・お米 2合
・水 適量
・顆粒コンソメ 小さじ1
<作り方>
① 乾燥ひじきは水で戻し、水気をよく切っておく。
② ベーコンはお好みの大きさにカットする。
③ 炊飯器にバター・コショウ以外を入れ軽く混ぜ、通常通り炊く。炊き上がったらバターとコショウを入れ、和えたら完成!
※ベーコン以外でもツナ缶やトマトなどの野菜、 冷蔵庫の残り物も一緒に炊いてみよう! ひじきって意外と便利な冬の食材です。
【(コリコリ食感! )黒きくらげのスープ】
<材料>
・黒きくらげ 3~5枚
・卵 1個
・ごま油 少々
・水 700ml
・鶏ガラスープの素 小さじ2
・塩、コショウ 適量
<作り方>
① 黒きくらげは石づきを取り、細切りにする。※黒きくらげが乾燥タイプの場合は、水で戻す。
② 鍋に水・黒きくらげ・鶏ガラスープの素を入れ火にかけ、沸騰したら弱火で5分ほど加熱する。
③ 火を止め、②に溶き卵を回し入れ、ごま油をお好みで少量加える。塩・コショウで味を整えて完成!
※黒きくらげは「生のきのこ」と同じ。食べる時は30秒ほど熱湯で茹でましょう!
【(シンプル is ベスト!)わかめのワサビ醤油サラダ】
<材料>
・乾燥わかめ 5g
・玉ねぎ 1/2個
★醤油 大さじ1
★ごま油 大さじ2
★酢 大さじ1
★ワサビチューブ 2cmほど
<作り方>
① 玉ねぎは薄くスライスし水にさらしておく。
② 乾燥わかめは水で戻し、水気をよく切る。
③ ★を混ぜてドレッシングを作る。
④ 玉ねぎの水気をよく切り、わかめとドレッシングで和えてできあがり!
※ドレッシングは冷蔵庫に眠っているものを使ってももちろんOK!わかめは他にも春雨サラダや、刻んで卵焼きに入れたり、ちょい足しにも使える!
【(香ばしさがたまらない)豚肉の黒ごまソテー】
<材料>
・豚肩ロース肉 2枚
・塩、コショウ 適量
・酒 大さじ1
・黒いりごま 大さじ2~4
・小麦粉 適量
・サラダ油 適量
<作り方>
① 豚肉は筋を切り落とし、塩・コショウ・酒をもみ込む。
② 豚肉の片面に、黒いりごまをたっぷり振りかけしっかりと押さえつけ、上から小麦粉を少量かける。
③ フライパンにサラダ油をひき熱し、②のごまの面を下にして動かさずに強火で3分ほどしっかり焼く。裏面も焼き色がつき火が通れば完成!
※冬は黒ごま、秋は白ごまと覚えておこう!ごまが主役になれる料理を楽しんで♪
【(番外編)黒い食べ物って?】
いざ考えてみると、なかなか思い浮かびませんよね。
常に目が届く場所へ『季節の色別の食べ物一覧』などを用意しておけば、なんとなーくでも薬膳を意識した四季を過ごせます。
お子さんと一緒に考えれば食育時間にもなります(^^)
もちろん、季節の食材もしっかり召し上がれ♪
<黒い食べ物>
・黒ごま
・黒きくらげ
・わかめ
・ひじき
・黒豆
・のり
・玄米
・あさり
・黒酢
・黒糖
・ブルーベリー
・アーモンド など