おいしさ長持ち!果物保存方法 アボカド編

鮮度が大事な果物。いつの間にか鮮度が落ちてしまい、しなしなになったり、変色してしまったり、傷んでしまったり…
果物を捨てずにおいしく最後までいただく為にも、そして食品ロスを減らす為にも、今一度知っておきたい保存方法についてご紹介します!

アボカドは完熟していない状態で市場に出回るので追熟が必要となります。
“完熟するまで”と”完熟後”での保存方法が異なるため完熟(食べ頃サイン)を見極め上手に保存して美味しくいただきましょう!

【アボカドの食べ頃サイン】
・皮が黒く色づいている
・触ると軽く弾力がある
緑色のアボカドは追熟が必要になります。

選ぶ際、すぐに食べる場合は黒く色づいているものを、すぐに食べない場合は緑色のものを選びましょう。

【常温保存(完熟まで)】
完熟までは常温保存!
▼ゆっくり追熟

風通しのよい冷暗所で保存。
※27度を超えると追熟が早く進むので夏場はこまめに確認しましょう。
▼スピード追熟(エチレンガスが 追熟をサポート!)
りんごやバナナと一緒にポリ袋に入れて保存。
※ポリ袋の口はゆるめておきましょう。

※アボカドだけを、アルミホイルで包んでも同様の効果が  得られます。

【冷蔵保存(4、5日)】
乾燥や冷やしすぎには注意!
▼丸ごと冷蔵
① ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存。
▼カット後に冷蔵
① 果肉にレモン汁を塗る(変色を防ぎます!他にもある”変色を防ぐコツ”を 後ほどご紹介します!)
② ラッブでピッタリと包み、ポリ袋に入れ軽く口を閉じる。
③ 冷蔵庫の野菜室で保存。
※半分にカットした場合は、種をつけて保存すると 変色対策になります。

【冷凍保存(1ヶ月)】
▼丸ごと冷凍
① ラップに包み、保存袋に入れて密閉。
② 冷蔵庫の冷凍室で保存。
▼カット後に冷凍
① 果肉をカットし、レモン汁を塗る。
② ラッブでピッタリと包み、保存袋に入れ密閉。
③ 冷蔵庫の冷凍室で保存。
ペースト冷凍保存もおすすめ!果肉を保存袋に入れて上から手で押してペースト状にしても◎!
薄く伸ばして保存すれば 欲しい量をパキッと折って使えます。

【オイル漬け1週間】
そのままサラダやトーストなどに使える!
① 果肉を食べやすい大きさにカットする。
② 保存容器に①を入れ、オリーブオイルを果肉が浸るまで注ぎ、塩小さじ1程入れる。
③ 冷蔵庫の冷蔵室で保存。
※ニンニクやローリエなどを一緒に入れると風味がアップ♪
※オイルのおかげで変色防止に。

【カット後の変色を防ぐコツ】
変色を防いで最後まで美味しく食べ切りましょう!
▼酢やオリーブオイルを果肉に塗る
果肉の表面に塗り、ラップで包みます。
※レモン汁と同様の効果が得られます。
▼玉ねぎの切れ端を入れる
カット後のアボカドと玉ねぎの切れ端を一緒に密閉容器に入れます。
▼電子レンジ加熱
600W20秒ほど加熱します。

アボカドの種も活用!ぜひ過去投稿もチェックしてみてね!