暑い季節になってくると、なんとなく飲みたくなってしまう『しそジュース!』
ですが…しそジュースと言えば《赤》!
そう思っていませんか?
実は普段見かける青しそでも、しそジュースの素となる《しそシロップ》は作れるんですよ!
そして、しそシロップも、エキスを出し終わったしそも、あれこれ使えるよ!というのが今回のお話。
さぁ、しそを極めましょう\(^o^)/
◎しそのシーズン
我が家は、しそが夏を教えてくれる!と言っても過言であはりません。
暦の上で立夏を迎えるあたりから、ニョキニョキと気づけばしそがあちこちから顔を出してきます。
スーパーへ行くと365日 しそに出会うことができますが、特に赤しその最盛期は5月から7月!
赤しそは鮮度が保ちにくいことから茎ごと売られていて面倒臭い…と思いがちですが、それにも理由があるからなのです。
◎赤しそ・青しその違い
赤しそと青しその違い…
それは《色》です!
って、そのままかーい!?なんて思わないでください( ゚Д゚)
色の違いにはアントシアニンの一種である「シソニン」という成分によるもの。
これが赤しそ・青しその一番の違い。
「シソニン」が酸と反応して梅干しや、しそシロップのあの鮮やかな《赤》を楽しむことができるのです。
ぜひ「シソニン」をこの機会に覚えてくださいね。
◎シロップの作り方
【材料】
・赤しそ 300g
・水 1.8リットル
・砂糖 300 500g
・リンゴ酢 150 200g
【作り方】
①赤しその葉を摘みよく洗う
②水を沸騰させ、しそを投入
③再沸騰したら中火で15分ほど煮出す
④火を止め粗熱が取れたら液をザルでこす
⑤液に砂糖を加え弱火にかけ砂糖を溶かす
⑥粗熱をとってリンゴ酢を加え完全に冷ます
◎シロップ作りの豆知識
●こっそり青しそを3~4枚入れてみて♪
赤しそを煮出す際に青しそも加えると、より風味が増しますよ!
●青しそ100%シロップ
青しそは赤しそに比べると風味が強いので、より風味を楽しみたい方はぜひチャレンジ!
●砂糖を控えたいところだけど…
砂糖が少ないとカビ発生の原因にも!
きび砂糖などお好みの砂糖で甘みも楽しもう!(^^)!
◎シロップどう使う?
出来上がったシロップは、炭酸飲料などで割って飲むのが一般的だけど…他にもこんなアレンジができる!
●赤いクレープ
シロップ(50cc)、片栗粉(30g)、小麦粉(30g)、サラダ油(大2)、砂糖(大4)でモチモチ赤クレープ!
●赤寒天
シロップ(1):水(2)の割合で液を作り粉寒天を混ぜて冷やせば、見ても楽しい涼しげおやつの完成!
●ヨーグルト
作るの面倒くさいや…なんて時は、もうシンプルにヨーグルトに混ぜて爽やかヨーグルトを楽しもう!
◎『しそ』のその後
しそシロップを作り終わった後に残る、エキスを搾り取られた しその葉。
まだ使えるよ、見捨てないで!
●佃煮●
しその葉を細かく刻みごま油で炒めて…醤油、酒、みりん、砂糖、唐辛子(お好みで)を投入し汁気が無くなるまで煮詰める。胡麻やじゃこを入れてもgood!
●ふりかけ●
赤しそ(60g)、塩(3g)、酢(小1)を用意!
しそはしっかり水気を絞り、塩を加えて揉み込む。
汁気を絞って酢を入れて揉み込んで一晩寝かせる。
天日干しorオーブンでカラカラにすれば完成!