こんにちは!地球に優しい野菜宅配定期便「ロスヘル」のよっぴーです。
先日、仕事仲間へ会いに淡路島に行く機会があり、名産の玉ねぎを買ってきました。
玉ねぎってほんと美味しいですよね~!
スーパーでも北海道産タマネギなど、
目玉商品のひとつになりがちな存在ですが、ついつい
「スーパーで特売の玉ねぎをネットごと買ったら、気づいた時には中がブヨブヨに腐っていた…」
「使いかけの玉ねぎを冷蔵庫に入れておいたら、干からびて風味も落ちてしまった…」
そんな悔しい経験、一度はないでしょうか?
(私は過去数回ございます・・・!)
常備野菜として欠かせない玉ねぎですが、
実は「湿気」と「温度変化」に非常に敏感で、
意外とデリケートな野菜です。
しかし、逆に言えばそのタマネギの特徴さえ理解してしまえば、鮮度を維持して常温(1度~15度が目安)で数ヶ月持たせることも決して難しくないんです。
この記事では、私たちがお取引している玉ねぎ農家さんに教えていただいた「知恵」と、
食品保存の様々なテクニックを活用した「最強の玉ねぎ保存術」を紹介させていただきます。
季節や玉ねぎの種類、住環境に合わせた最適な保存方法をマスターして、最後の一個まで美味しく使い切りましょう^^
これで安心、迷わない、玉ねぎの保存方法
玉ねぎの保存方法は「ひとつ」ではありません。
玉ねぎの状態や季節によって正解が変わります。
まずは今持っている玉ねぎをどうすべきか、下記を参考にチェックしてみてくださいね^^

- Q1. それは水分たっぷりの「新玉ねぎ」ですか?
- YES → 【冷蔵保存】へ
(水分が多く常温だとすぐ腐ります) - NO → Q2へ進む
- YES → 【冷蔵保存】へ
- Q2. 包丁を入れた「使いかけ(カット済み)」ですか?
- YES → 【冷蔵・冷凍保存】へ
(切り口から傷むため) - NO (皮付きの丸ごと) → Q3へ進む
- YES → 【冷蔵・冷凍保存】へ
- Q3. 今の季節は「夏(梅雨含む)」ですか?
- YES → 【冷蔵保存(野菜室は湿度が高いのでNG)】へ
(高温多湿は天敵です) - NO (春・秋・冬) → Q4へ進む
- YES → 【冷蔵保存(野菜室は湿度が高いのでNG)】へ
- Q4. ベランダや軒下に「吊るす場所」はありますか?
- YES → 【常温(吊るし保存)】へ
- NO → 【常温(ダンボール保存)】へ
上記それぞれの保存方法ですが、詳しいコツやポイントをまとめてありますので、下記を参考に最適な保存テクニックをチェックしていきましょう^^
1. 保存前の最重要ルール:まずは「乾燥」と「チェック」
いきなり冷蔵庫やダンボールに入れるのはNGです。
多くの人が見落としがちなのが、この「保存前の下準備」。
農家さんが口を揃えて言う「絶対腐らせない秘訣」はここにあります。
「湿気」と「キズ」が傷んでしまう最大の原因
玉ねぎが腐ってしまう最大の原因は、「余分な湿気(水分)」と、
傷などから増殖する「雑菌」です。
スーパーで買ってきた玉ねぎを、
そのままビニール袋に入れていませんか?
(昔の私はいつも、そのままビニール袋に入れてしまっていました 汗)
それは玉ねぎにとって「蒸し風呂」状態。
袋の中での呼吸による結露が、カビや腐敗を一気に加速させてしまいます・・・!
鉄則: 買ってきたら(もらったら)、即座にビニール袋から出しましょう!
農家が教える「3〜4日の天日干し」
もし、いただいた玉ねぎが少し湿っていたり、
長期保存を考えているなら、
農家直伝の「天日干し(キュアリング)」を行いましょう。
(「玉ねぎもらったらキュアリングしてんだよね~、と言えたらかっこいい気がするのは私だけでしょうか?笑)
- 晴れた日に、風通しの良い場所に新聞紙やござを敷く。
- 玉ねぎを重ならないように並べる。
- 3〜4日間、太陽と風に当てる。
これだけで表面の皮と根が完全に乾燥し、
殺菌効果が得られるため、
保存期間が劇的に伸びます。
「皮がパリパリ」の状態が理想です。

保存してはいけない玉ねぎの見極め
保存する前に、以下の特徴がある玉ねぎは「保存メンバー」から外しましょう。
これらを一緒に保存すると、他の健康な玉ねぎまで腐らせてしまいかねません・・・!
- 首(上部)を押すと柔らかく凹むもの
- 先端が柔らかいもの
- 傷がついているもの
- 変な臭いのするもの
これらは保存せず、その日のうちにカットして、傷んだ部分を取り除き調理してしまいましょう。
(異臭がするものは無理に使わず思い切って捨てることも大事です)
2. 【常温保存】基本はこれ!2〜3ヶ月持たせるテクニック
新玉ねぎや夏場を除き、通常の茶色い玉ねぎ(黄玉ねぎ)は常温保存が基本です。
正しく行えば2〜3ヶ月は美味しく食べられます。
最適な環境:風通しが良い日陰(直射日光NG)。適温は15度以下。
Aパターン:場所があるなら「吊るし保存」
軒下やベランダにスペースがあるなら、これが最強の保存法です。
玉ねぎ同士が触れ合わないため、湿気がこもりません。
- ネットやストッキングを用意:みかんのネットや使い古しのストッキングが最適です。
- 一つ入れたら結ぶ:玉ねぎを一つ入れたら、その上で紐を結びます。
- 連にする:その上にまた玉ねぎを入れ、結びます。これを繰り返してキャンディのような形状にします。
- 使うとき:下の結び目をハサミで切って取り出します。

Bパターン:マンションでもOK!「新聞紙×ダンボール保存」
高層マンションなど建物のルールが厳しく、
「吊るす場所なんてない」という環境に住まいの方には、この方法がおすすめです。
新聞紙が優秀な「吸湿材」として働きます。
- 新聞紙で包む:玉ねぎを一つずつ新聞紙で包みます。きっちり包まず、軽くひねる程度でOK。
- カゴやダンボールへ:通気性の良いカゴ、なければダンボールに入れます。
- ポイント:ダンボールに数箇所穴を開けておくと通気性がアップします。
- 詰め込みすぎない:重なりすぎると湿気がこもるため、8分目程度にとどめましょう。
- プロの裏技:もし薄皮が汚れていたり剥がれかけている場合は、あえて一番外側の薄皮を剥いてから新聞紙に包むのもオススメです。カビの元となる胞子を除去できます(※ただし乾燥しやすいので新聞紙は必須)。
新聞紙が湿ってきてたら交換するのもお忘れなく^^
3. 【冷蔵保存】夏場と新玉ねぎ・使いかけの鉄則
「冷蔵庫に入れると逆に傷む」と聞いたことはありませんか?
それは乾燥しすぎるからです。冷蔵保存にはコツがあります。
夏場(梅雨〜夏)は冷蔵室へ
気温が25度を超える日本の夏は、常温保存には過酷すぎます。
6月〜9月の間は、迷わず冷蔵庫の冷蔵室へ避難させましょう。
実は、玉ねぎって湿気が大の苦手なんです。
なので冷蔵室に比べ湿度も温度も高めの野菜室に入れてしまうと、すぐに傷んでしまうことも・・・!
長持ちさせたいなら、あえて乾燥している「冷蔵室」に入れるのが正解なんです。
場所を変えるだけで、美味しさを長くキープできちゃいます。
- 保存法:一つずつ新聞紙またはキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて口を軽く閉じて冷蔵室へ。
- 注意点1:そのまま入れると乾燥してシワシワになります。逆にポリ袋の口をきつく縛りすぎると結露します。「服(新聞紙)を着せて、部屋(袋)に入れる」イメージです。
- 注意点2:リンゴと一緒に置くのは避けましょう。リンゴが出すエチレンガスが玉ねぎの成長(芽が出るなど)を促進し、傷みを早めてしまいます。
- 注意点3:表面に土が付いていたらキッチンペーパー等で汚れを取り湿気の原因を防ぎましょう。水洗いはNG。
新玉ねぎの保存ルール
春に出回る「新玉ねぎ」は、収穫後に乾燥処理をしていないため水分たっぷりで甘いのが特徴。
つまり、常温保存はできません。
必ずビニール袋などに入れて冷蔵保存し、1週間以内に食べきりましょう。
早ければ早いほど美味しいです。
使いかけ(カット済み)の保存
半分だけ使った玉ねぎ、そのまま冷蔵庫に放り込んでいませんか?切り口は雑菌の入り口です。
- 手順:切り口にラップをピタッと密着させます(空気を抜く)。その上から全体を包み、さらに保存袋に入れます。
- 期限:3〜4日が限度です。切り口が乾いたり変色したりする前に使い切りましょう。
4. 【冷凍保存】時短調理の味方!1ヶ月保存の活用術
「大量にありすぎて食べきれない!」そんな時は冷凍庫の出番です。
実は、玉ねぎは冷凍することで繊維が壊れ、味が染み込みやすくなるという料理上のメリットが生まれます。
(知っていましたか?!)
- 保存期間目安:約1ヶ月

形状別の冷凍テクニック
丸ごと冷凍
皮をむき、上下を落とし、火が通りやすいように十文字に切り込みを入れます。ラップに包んで保存袋へ。
用途:ポトフや丸ごと煮込み。解凍せずにそのままポイッとお鍋へ投入できます。
ちなみに玉ねぎを切るときに目にしみるのが苦手・・・なかたには、
皮をむかずに丸ごと冷凍→数十秒間だけ流水で軽く解凍→皮をむいて切る
という手順にすると、目にしみなくなるのでオススメです^^
薄切り・みじん切り
使いやすい分量(1/2個分など)で小分けにし、保存袋に入れます。
ポイント:袋の中で平らに薄く広げましょう。そして、可能なら金属トレー(バット)の上に乗せて急速冷凍します。そうすることでパラパラにもなりやすく、風味も落ちません。
用途:味噌汁、炒めもの、スープ。凍ったままフライパンへ。
飴色玉ねぎ(加熱後)
時間がある時に飴色になるまで炒めてから、小分け冷凍します。
用途:カレーやハンバーグに混ぜるだけで、専門店のお店のような味に近づけるアシストもでき、調理時間も大幅短縮できちゃいますねー!
5. 【早見表】保存方法別「おすすめ料理」【決定版】
実は「どうやってタマネギを保存したか」によって、適したお料理が変わってきます。
お好みの食感に合わせて、相性の良いお料理を知っておいて損はありません^^
| 保存方法 | 食感の特徴 | おすすめ料理 | 理由(メリット) |
|---|---|---|---|
| 常温・冷蔵 | シャキシャキ | サラダ、野菜炒め、カツ丼 | 繊維が生きているため、玉ねぎ本来の歯ごたえを楽しめる。 |
| 生冷凍 | しんなり・味染み | スープ、カレー、煮物 | 繊維が壊れているため、火の通りが早く、短時間で味が染み込む。 |
| 丸ごと冷凍 | とろとろ | ポトフ、おでん、丸ごと煮 | 中まで一気に火が通り、煮崩れせずにトロトロの甘みを引き出せる。 |
| 炒め冷凍 | 濃厚・ペースト | ハンバーグ、ソース、カレー | 「飴色玉ねぎ」を作る手間(30分〜)をゼロに。コク出しに最適。 |
6. 農家が教える「大量消費・絶品レシピ」
上手に保存しても、やはり新鮮なうちに食べるのが一番の贅沢です。農家さんがこぞっておすすめする、シンプルかつ最強のレシピをご紹介します。
新玉ねぎの「丸ごとホイル焼き」
水を一滴も使わず、玉ねぎの水分だけで蒸し焼きにします。驚くほど甘くなります!
- 玉ねぎは皮をむき、上下を切り落とす。上部に深めの十文字の切り込みを入れる。
- アルミホイルに玉ねぎを乗せ、切り込みにバター10gをねじ込む。
- ホイルで全体を包み込む(隙間がないように)。
- オーブントースターまたは魚焼きグリルで20〜30分じっくり焼く。
- お箸がスッと通るくらい柔らかくなったら完成。仕上げに醤油をひと回し。
トロトロの食感と、砂糖を入れたの?と思ってしまうぐらいの甘さに感動間違いなしですよ~。

7. 要注意!食べてはいけない「腐敗のサイン」
「これ、まだ食べられるかな?」と迷ったときは、以下のサインを確認してください。無理をして食べると腹痛の原因になります。
- 臭い:腐った卵のような強烈な異臭。鼻にツンとくる酸っぱい臭い
- 手触り:全体がブヨブヨしている(一部だけならそこを取り除けばOK)、首の部分を押すと汁が出る
- 見た目:茶色の汁が出ている、中心部が茶色く変色している
- 黒カビ・白カビ:表面の薄皮だけなら剥けば食べられますが、内部まで菌糸が入り込んでいる場合は廃棄してください。
玉ねぎ保存の極意まとめ
玉ねぎを長く美味しく楽しむためのポイントは、状況や環境に合わせた「使い分け」です。
- 基本は常温:湿気を避け、ネットで吊るすか新聞紙で包む。
- 夏と新玉ねぎは冷蔵:ポリ袋に入れて冷蔵室へ。(野菜室は湿度が高いのでNG)
- 時短を狙うなら冷凍:繊維を壊して味染みを良くする。
「腐らせて捨ててしまう」のは、お金の目線でも、フードロス目線でも非常にもったいないことです。
今回ご紹介した方法は、新聞紙や保存袋があれば今日からすぐに実践できるものばかり。
まずは、今ある玉ねぎを袋から出し、状態をチェックすることから始めてみませんか?
適切な保存で、毎日の料理を少し楽に、そして美味しくしていきましょう!^^






