カット野菜 水にさらすのって正解?間違い?

カット野菜、無意識に水にさらしていませんか?
なんで水にさらすの?酢水にさらすときもあるよね?
その疑問、しっかり解決して 料理に役立てよう!

【水にさらす理由は?】
▼野菜のアクを抜く!

▼デンプン質を落として料理を美味しくする!
▼酸化や変色を防いで見栄えをよくできる!
苦味・エグ味・渋味などを 総称してアクと呼びます。
ということは…料理をより美味しくするためのひと手間なんですね(^^)

【キュウリやレタスも!】
葉野菜やサラダにする生野菜も、冷水・氷水にさらすことで水分を吸収して更にみずみずしく!

<一口メモ>
玉ねぎなどは 辛味抜きにもなるよ♪

【水と酢水の違いは?】
ゴボウなどのアクが強い野菜のアク抜きや、変色を防ぐのにお酢の成分が効果的に作用します!

ゴボウは更に白く仕上がり、酢水で茹でるとお料理全体の色味が綺麗に♪
ジャガイモや蓮根は…
デンプンのはたらきを抑えシャキシャキ食感に!
里芋は…

独特なぬめりを抑えることができる♪

【水さらしのコツ】
水さらしは10分!

水溶性の栄養分であるビタミンB・Cも一緒にしみ出てしまうので、水さらしの時間は長くても10分。

<一口メモ>
水にさらした後はしっかり水を切って 調理時の油はねを防いだり、残った水分が 味付けの邪魔をしないようにすると◎

【芋類とゴボウ】
こまめに水を変える!
切り口からデンプン質が溢れ出る芋類は、水がにごったらこまめに水を変えて。
ゴボウは水がにごってきたら、そのタイミングでザルなどに上げよう!長時間さらすと風味落ちになります!

<一口メモ>
芋類の水さらしはデンプン質を流すイメージがありますが、実は変色防止にも◎

【酢水にさらす野菜】
水よりも短時間でOK!
ゴボウ、蓮根、ウドなどアクの強い野菜は酢水にさらす or 酢水で茹でると◎
濃度は水500mlに対して酢を大さじ1程度。食材にもよりますが3~5分ほどさらせばOK♪

<一口メモ>
りんごは塩水に、バナナや桃はレモン水にさらすことで変色防止に!
フルーツでも『水さらし』は大切です。